【雑草ってなに?】
- 英太郎 奥野
- 2024年5月23日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年5月28日
順調に芽が出ている中、これからの季節は雑草の対策も必要になってきます
不耕起で草生栽培、しかも無農薬で農業をするにあたり、カバークロップ(被覆植物)は必須
大気中の炭素や窒素、太陽のエネルギーを最大限に吸収する農法を目指しています
けど調べれば調べるほど、雑草と被覆植物の違いが判らなくなり、雑草とはそもそも何かという初歩の疑問にぶつかり、自分の畑に植わっている、今自分が雑草と思っている植物の正体を調べました
とあるコミュニティーで調べて頂いたところ、ヒメオドリコソウ、ハコベ、オオイヌノフグリ、という植物だそうです
人間が望めば植物、望まなければ雑草、という立ち位置らしいです
さらに調べてみると土壌のpHによって生える雑草が違うということでしたが、今植わっている雑草は全て中性でした
つまりpH的には適正ということです
しかし上記3つの植物はハーブとして人的には効用があるそうですが、対ブドウに対しての効用はあまり期待出来ず、しかし今の肥沃な土壌を形成しているのは間違いなくこれらの雑草を土壌中に取り込んだわけで…
ですので、これらの雑草を駆逐する選択肢を私は取れませんでした
これらの雑草と新たに植えるカバークロップとの共存を図ります

マメ科のクリムソンクローバーやヘアリーベッチは根粒菌が窒素を土壌に固定しミミズを増やす
キク科のヒマワリは真っすぐ下に伸びる直根で、地中深くから養分を吸い上げ、花は益虫のミツバチを呼ぶ
イネ科のソルゴーは益虫の棲み処になり、根の量がとても多いので土壌の団粒化を促す
アブラナ科のコブ減りダイコンは深い直根が窒素の貯蔵庫の役割を果たし、塊根が朽ちると放出される
タデ科のソバは根滲出物を分泌して微生物を引き寄せリンがつくられるほか、花粉を運ぶ虫が花に集まる
たくさん蒔きましたが、カオスで多様性のある畑になるのかな、と思ってます
こればかりはやってみないとね☺






コメント