
About
Okuno Vineyard
My Farm
Established in 2024
私のブドウ園は2024年に誕生しました
茨城県牛久市奥野地区桂町、武将の鎌倉権五郎の墓の隣に位置するその畑は、鳥のさえずりに囲まれ、心地よい風が吹き、虫たちが自由に動き回る、良い気が流れるのどかな場所です
現在約3アールの小さな区画の半分にPinot Gris300本を植樹しています
農薬を使わず、不耕起の畑にはブドウの他にソバやダイコン、クローバー、ヘアリーベッチ、ヒマワリなどが植わり、雑草と共に草生栽培をしています
その植物に寄る虫や、さらにその虫を捕食する生き物に満ちた畑では、様々な命の芽吹きを感じることができます
植物には植物の、虫には虫の、そこに存在する理由が必ずあって生きています
それを人の手で壊すことなく自然の環境に向き合い、科学の力に頼らず生態系の循環の中で共生しながらブドウを育てる農園を私は目指しています。
My Story
茨城県牛久市に生まれ大学を卒業してからはバーテンダーを志し、その後フランス、ブルゴーニュのはずれにあるオーベルジュ【Jérôme BROCHOT】で研修
研修中にパリから地中海まで自転車でブドウ畑を巡り約1000kmの旅をし、それぞれの街で様々な人たちと触れ合いました
帰国後は銀座のフレンチや、西麻布のミシュラン三つ星【L'Effervescence】にてソムリエとして従事
L'Effervescence在職中にシェフの考えに触れ、様々な生産者を訪問する中で、有機栽培や無農薬栽培、リジェネラティブ農業を学び、地球の環境問題に対して私たちが出来ることに向き合ったことは、今後の私の生きる方向性に多大な影響を与えて下さいました
サブタイトルでもある【C'est la Vie】とはフランス語で直訳すると【それが人生】
かつて私にフランス語を教えてくれた頑固なフランス親父の口癖でした
気難しく、子供のように愉快に笑う天邪鬼なその親父は自分の死期を知った上で、いつもその言葉を口にしながら謳歌していました
今はもう知る由もありませんが、思い返せば【人生そんなものだから楽しくやろうぜ】という意味であったのかなと思います
そんな彼の口癖をテーマに掲げ、茨城県牛久市奥野地区で奥野が手掛けるブドウ園が【Okuno Vineyard】です



